はじめに
この記事では触れませんが、ドライブパリィボタン(MP+MK)は押しやすい位置に配置しましょう。
いよいよストリートファイター6が6/2(金)に発売されますね。楽しみですか?
SNSやyoutubeではβ版や体験版でのやり込みスーパープレイや、ジャストパリィ仕込みだのインパクト返しだのシステム攻略が多く見受けられます。
ストリートファイター6を発売日にはじめても、対人戦でボコボコにされるに決まっている、と感じている人も少なくはないでしょう。
実際は上手に動かせている人はほんの一握りです。俺の浅瀬プレイをみんな見てくれ!とSNSに流す人は殆どいませんから。
とはいえゲームにしては少し息苦しさがあります。
そこで今回は体験版から練習できるストリートファイター6でCPUレベル8ルークをリュウで倒せるようになるまでの攻略を書いていきます。
格ゲー未経験、ストリートファイターシリーズ未経験、経験者だけどCPUに勝てない、といった方々の助けになれば幸いです。
歩きガードで接近、大Pの間合いに入ったら大P、大Pしてないときは対空準備をする。
使用するコンボは2種類のみ、波動拳もパリィもインパクト返しも小技ドライブラッシュも投げすらも使用しません。ヒット確認だってしません。
CPUレベル8といえばストリートファイター5のトッププロでも初見はボコボコにされたりする動画がyoutubeでたくさん見られます。
そういう相手を段階を踏んで倒せるようになるということはきっと自信に繋がるはずです。
対人戦でボコボコに負けた時に、その自信はきっと助けになるでしょう。
ちなみに!
攻略情報や強い人の対戦を手軽に享受することについて負の訴求をしてしまいましたが、これらは長い目で見れば良いことですので、今後自身が上達するために上手に利用していきましょう。
この記事では触れませんが、ドライブパリィボタン(MP+MK)は押しやすい位置に配置しましょう。
トレーニングモード 大P編
歩いて大Pを覚える
トレーニングモード(体験版 キャラクターチュートリアルリュウ 真昇竜拳)を起動しましょう。
まずは大Pボタンを押しましょう。リュウが力強くパンチしましたね?
この大Pの扱いを磨いていくことが本攻略の肝となります。
▲長い付き合いになる大P▲
この大Pを相手のいる座標に届かせる(ヒットガード問いません)ことが最初に覚えることです。
初期位置では大Pが届かないので相手の方に歩いて大Pを押しましょう。
???
大Pとは違う技が出ました。
リュウは相手の方向に真横入力+大Pで鳩尾砕きという特殊技が出ます。
このため、歩いて大Pをする際は、歩く⇒ニュートラル入力(左右上下に入れない)⇒大Pとする必要があります。
慣れるまで難しいですが、前に歩いて大Pを振るという動作を練習して安定させましょう。
ポイントは以下の3点です。
・視点は相手キャラ(相手キャラを見ながら歩く)
・大Pがギリギリ当たるところ、ギリギリ空振るところを把握する
・鳩尾砕きが暴発しないようにスムーズに出す
(本攻略では暴発技扱いの鳩尾砕きですが、強力な技です)
大Pー中版・上段足刀蹴り(236MK)を覚える
※MK=中キックボタン
大Pを当てた後に素早く236MKと入力すると大Pの動作をキャンセルして中版・上段足刀蹴りが出せます。これを習得しましょう。
まずは236MKと入力します。足刀蹴りは出ましたか?
失敗するケースは主に2つなので確認しながら練習しましょう。
ケース①コマンドに抜け漏れがある
左手が急ぎすぎると2を入力しないで36MKとしたり、3が抜けて26MKとなってしまい236コマンドが不成立となります。
キーディスプレイを確認しながら自分がどこでミスしているのかを確認し、修正していきましょう。
ケース②MKを押すのが早い
236とコマンドが入力できていても、6を入力する前にMKを押してしまうと不成立となります。
236コマンドを習得する際は最後の6入力を意識してからボタンを押すように、左手と右手の連動させましょう。
ケース③コマンド入力が遅い
コマンド成立の条件は2入力から3入力をし、3入力から一定時間以内に6入力、6入力から一定時間以内にMKボタンとなります。
ケース①②のミスを意識するあまり、コマンドの入力が遅くなりすぎると不成立となります。
慣れるまで難しいですが各ケースを意識しながら練習していきましょう。
236MKが安定するようになったら、大Pを当てて236MKを入力しましょう。
大Pを相手にヒットorガードさせると動作の途中を236MKで上書きすることが出来ます。(キャンセルと呼びます)
大Pがヒットしていた場合、236MKで相手を吹っ飛ばしてダメージを取ることが出来ます。
236MKはガードされたら上手なプレイヤーには反撃されますが、CPUレベル8の反撃精度は低めです。
ガードされたらリスクがあるから。。。と考えるのは対応できる相手と対峙した時でOKです。
▲とにかく大Pから中版・上段足刀蹴り
練習について
まず623コマンドの入力から練習しましょう。
623コマンドは、623、323、636でも成立します。
今回は弱版でも中盤でも強版でも自由です。押しやすいボタンの昇竜拳を使いましょう。
236MKで練習した通り、コマンドの抜け漏れやPボタンの押すタイミングに注意しながら練習しましょう。
昇竜拳が安定して出せるようになったら、屈ガード入力⇒昇竜拳、後ろ歩き入力⇒昇竜拳の入力練習も行いましょう。
対空の練習は製品版が出るとより効率的に行えます。
体験版ではコマンド練習をして、対CPU戦で慣れましょう。
狙いどころについて
対空昇竜拳の狙いどころは、大Pを押していない時間全てです。
そんなに?と思われるかもしれませんが、現在の武器は相手に接近して大Pが届く間合いを作って大Pを押し236MKをすることしかありません。
地上にいる相手はリュウの大Pを被弾して236MKをされるリスクがありますが、ジャンプして攻撃してしまえばリュウの大Pを避けつつ攻撃できます。
ストリートファイターの初心者同士の対戦ではジャンプして攻撃をするということが猛威を振るうので、大Pを押していない時間全てを対空意識にあてがうくらいで丁度良いです。
ここはVS CPUでも同じです。
▲大Pを振っていないときは対空昇竜拳は常に意識しましょう。屈ガードは入力さえしておけば意識してなくても勝手にガードしてくれます。
歩き屈ガードで相手の技を喰らわないように様子見しながら、ジャンプをされた際に昇竜拳で対空迎撃することは実戦でも頻出します。
練習 歩いて大P VS CPUレベル4
これまでで、
・歩いてガード、歩いてガードで接近して大P
・大Pに236MK入力をセットで行う
・対空昇竜拳コマンド
この3つの練習をしてきました。
実際に動いている相手に狙ってみましょう。
まずはCPUレベル4のルーク相手に狙ってみて、難しければCPUのレベルを落としていきましょう。
CPUレベル4のルークはこちらの大Pを殆どガードすることはありません。
歩いてしっかり大Pを当てることが出来ればその分だけダメージを稼げます。
こちらの歩きに対してルークが突進しながらパンチや肩で攻撃してきますので、
それを歩いてガードすることが出来れば大Pで切り返しましょう。
もしルークの攻撃に当たってふっとばされた場合は、ダウンする前に攻撃ボタンを2つ同時押しし続けていれば後ろ受け身を取ることが出来ます。
後ろ受け身を取ることで相手の攻めを途切れさせられることが多いので、ここで習得しておきましょう。(チュートリアルで確認すると良いです)
これで歩いてガード、大Pが届く間合いで大Pを押す、大Pキャンセル236MK、ダウンさせられたら後受け身を狙ってみる、といったことが練習できます。
※CPUレベル4以下は殆どジャンプをしないため、対空昇竜拳の練習機会は少なめです。
★効果測定項目★
・ルークに視点を合わせながら対戦できているか
・大Pが空振りしていないか(歩きが足りていない)
・大Pがめり込みすぎていないか(歩きすぎ)
・歩いて屈ガードを使えているか(ルークの攻撃を多く被弾する場合は気持ちはやめにしゃがみガードしましょう)
・余裕があればダウンする前に攻撃ボタン2つ以上同時押しし続けて後ろ受け身を取る
スムーズに大Pを当てて236MKに繋げることが出来るようになれば次の段階に進みましょう。
練習 対空昇竜拳 VS CPUレベル7
体験版での対空練習におすすめなのは、CPUの中で最もジャンプの頻度が高いレベル7です。
CPUレベル7はレベル8と遜色ない強さなので勝てなくてもOKです。
常に対空昇竜を意識して対戦しましょう。
主な意識の方法は2種類あります。
①ルーク足元を見て、足が地面から離れたらコマンド
②ルークの頭上あたりの何も無い空間に焦点をあわせて、そこに「何か」が入り込んだらコマンド
歩いている間や、屈ガードをしている際は特に意識しましょう。ルークに近づかれたり、投げられてもOKです。
SNSや配信などで、昇竜拳は出来て当たり前と言う発言や対空が出せない人への揶揄に触れることもあるでしょうが、気にする必要はありません。
対空昇竜拳は非常に難しい技術です。コツコツ練習していきましょう。
以下失敗パターンと改善方法を書いていきます。
失敗例① コマンドが間に合わず、ルークの空中攻撃を被弾してしまう
この要因はコマンド入力の開始が遅いか、コマンド入力が遅いかの2つです。
コマンドの入力開始を改善するためには先述した以下の2つのポイントをどれだけ意識できているかが重要です。
①ルーク足元を見て、足が地面から離れたらコマンド
②ルークの頭上あたりの何も無い空間に焦点をあわせて、そこに「何か」が入り込んだらコマンド
また、コマンド入力速度を改善するためにはキーディスプレイのフレーム箇所を確認しながらどこに時間がかかっているのかを確認しながら改善点を見つけましょう。
失敗例②ルークの空中攻撃をchで被弾してしまう
chということは攻撃ボタンが押せているということですので、コマンドが完成する前に攻撃ボタンを押してしまっているか、コマンド自体に誤りがあるのかの2点です。
どういう状況でミスしていたのかを記録しておき、トレーニングモードで練習してみましょう。
例えば後ろ歩きしている際に急いで昇竜拳を出そうとすると失敗してしまう場合は、後ろ歩きから実戦と同じように急いで昇竜拳を入力し、失敗したときの要因をキーディスプレイをみて確認しましょう。
製品版が発売されたら失敗した部分をリプレイで確認すると良いです。
▲623とキー入力は的確ですが、3を入力する前に弱Pボタンを押してしまっています
失敗例③ルークの空中攻撃をガードしてしまう
ルークのジャンプを確認するのが遅かったり、被弾することを恐れてしまうとなってしまいがちです。
抵抗はありますが、ガードするくらいならコマンド入力中に被弾するほうが良い、くらいの心構えで練習できると良いです。
CPUレベル7のルークのジャンプ攻撃をガードしたり被弾する回数が1ラウンドあたり1回、多くて2回程度になったら、その対空精度を維持しながら歩いて大Pも同時に行ってみましょう。
歩いて大Pと対空が両立できるようになったらいよいよCPUレベル8に挑戦しましょう。
VS CPUレベル8動画&倒すのが難しい時のサブウェポン
実際にCPUレベル8のルークをこの記事で書いてある行動で倒す動画を撮ってみました。
youtu.be
対空と歩いて大Pを軸に勝つことは可能ですが、もっと勝率を上げたい!勝ち越したい!と思う方は以下の技術も習得すると良いです。
画面端でダウンしたらOD昇竜拳
画面端では後ろ受け身を取ってやり過ごすということが難しくなります。
安定して防御することは難しいのでわりきって起き上がりと同時にOD昇竜拳を出しましょう。
画面にREVERSALと表示されたら成功です。
ガードされても気にする必要はありません。昇竜拳コマンドを狙ったタイミングで成立させられてればOKです。
相手の体力が残りわずかな時は立中Kボタンを使う
立中Kはヒットさせても大Pのようにキャンセル必殺技に繋げることはできませんが、大Pよりもリーチが長く、発生が早いので当てやすいです。
立中Kを1回当てるだけで相手を倒せるのであれば、大Pではなく歩いて立中Kを使用すると良いでしょう。
状況によって攻撃ボタンの価値が変動するのも格闘ゲームの醍醐味ですね。
SA3を使用したコンボを狙う
せっかくなので上記攻略の延長線で狙えるSA3のコンボを紹介します。
立大P-ドライブラッシュキャンセル-立中P-236MK-236236K
大Pの後に236MKとしていましたが、そこをダッシュに変更すると大Pをキャンセルしてドライブラッシュが出せます。
そこから立中P-236MK-236236までコマンドを入力し、立大Pが相手にヒットしていたら最後のKボタンを押してSA3に繋げましょう。
もし立大Pが相手にガードされていたら236MKで〆て仕切り直しです。
ドライブラッシュキャンセルからの攻撃は慣れるまで難しいです。
立大P-N6N6&2回目の6と同時に中Pボタンを押すくらい早めに入力すると安定します。
以上です。
自分のできることを練習して増やし、実戦で効果測定しながら再び練習して出来ることを増やしていくという取り組み方は対人戦でも変わりありません。
この記事でいえば歩いて相手の攻撃をガードできたら偉いですし、
大Pをガードさせたりヒットさせたら偉いですし、
236MKでキャンセルできたら偉いです、
対空昇竜が出せるようになれば偉すぎです。
積み重ねの延長戦上に、CPUレベル8が倒せるようになった、という結果があるのです。これを初心として忘れずに長い期間対戦ゲームを楽しんでいただけたら幸いです。