対戦ゲームっていいよな

対戦ゲーム、麻雀の攻略。それらの上達に役立つ知識の共有がしたい。

概念のゴミ箱 技術習得のための練習について

はじめに 概念のゴミ箱について

 何かを書こうにもテーマや対象を広く取ろうとするあまり、書いている途中で満足して下書きに記事が溜まってしまっている。

 書いたものを公開しないのは非効率であるから、狭いテーマでテキストをまとめあげたものを「概念のゴミ箱」として書いていく。

 週1更新目標。

 

技術習得のための練習について

 学習法というのは日々アップデートされている。

 技術の習得も「何度も繰り返しやる」よりも効果が出せる手法が確立されているので紹介していく。

 

練習意図と効果測定法を明確にする

 練習に入る前に以下の3つを明確にする。

①なぜその練習をするのか

②目標は何か

③目標に近づいていくことをどのように確認するか

※①②③それぞれ、スキルのある人に意見をもらえる環境にあれば尚良し。

※③が曖昧になってしまうのは現状の知識やスキルに対して、高すぎる目標を設定している可能性が高いので練習の段階を下げてみる。

 練習と振り返りをセットにして目標に向かって意識や内容に修正を加えていく。

 熱心に同じことを繰り返すのは効果的とは言えない。

 

不快感を付け加える

 目標を視野に入れつつ、練習と振り返りをセットにして取り組むと成功率が高まっていく。

 成功率が高まっていくと脳が楽しようとサボり始めるので、難しすぎない程度の不快感が得られる難易度を練習に付け足す。

 例えば、コンボの完走率が高まってきたら、そのコンボの前にヒット確認の要素を加えてたり、コンボ後の起き攻めやセットプレイを加えたりする。

 あまりにも成功率を下げすぎるとこれまた脳がやる気をなくしてしまうので、今は無理でも練習すれば越えられるであろうハードルを設定する。

 

他人に教えられるか?という視点を持つ 

 他人に自分と同じ段階まで技術習得させららるような文章、動画、図を書いてみる。

 上手く言葉に出来ないところがあれば、調べ。検証し、適切な言葉を探す。

 曖昧に済ませていたところはないか。実際に人に教えてみて反応を見るのも良い。

 目標が明確で、技術習得までの道筋が具体的かつ、効果測定までも面倒を見れるだろう。

 技術の習得は「なんとなく」「雰囲気で」では済ませないでおく。

 誰が取り組んでも、どの段階で躓いても、時間をかければ一定の成果が得られる状態に仕上げること。

 

参考『 Beginners: The Joy and Transformative Power of Lifelong Learning』Tom Vanderbilt