対戦ゲームっていいよな

対戦ゲーム、麻雀の攻略。それらの上達に役立つ知識の共有がしたい。

概念のゴミ箱 勝率安定化①優位性の覆らない戦略

勝率が安定している状態をここでは、

試合内容が局地的に大きく下振れても、実力差があるなら覆らない勝率のラインを維持できている状態とする。(スト6なら60%強、メルブラなら70%強)。

 

ここでは意図的に勝率を安定化させるための引き出しとして、優位性の覆らない戦略の組み立て(と戦略を実行するための安定した技術)について考えていく。

 

優位性の覆らない戦略が機能すると、ざっくりとした表現にはなるが、対戦中の変動やばらつきを抑えられ、試合全体を通して起こることが一定の水準(実力差通り=優位)に保たれるようになる。

 

例えばランクマッチで2ランク差で自分が勝っている場合、だいたい勝率は6〜80%に落ち着くだろうが、その要因について考えたことはあるだろうか。

コンボ精度や火力に差があるから?技術的なミスの多寡?システム理解?

それらの要素が対戦にどのような影響を及ぼしているのかを考えてみよう。

もしコンボ火力に差があるとすれば、勝敗の不確定な技の振り合いでも積極的に行っても良いと判断できる。

相手の方が技術的なミスを多く起こすのであれば、試合時間が多くなればなるほど、有効な機会を得られるだろう。

システム理解に欠陥を見つけられれば、直接ダメージを狙うまでもなく、その欠陥によって悪手を打つ状況を作るだけで良くなる。

これらの差が積み重ねが、結果として安定した勝率としてあらわれる。

たとえあなたが、「2ランク下と対戦する時の戦略なんて何も考えてない。自分のやりたいようにやっているだけだ」と主張したとしても、自分のやりたいことと相手のやりたいことがぶつかった結果、覆らない相性差がそこに存在している。

 

このような戦略を組み立てを意識的に、意図的に組み立てられるようにし、1ランク下、同ランクで少し自分が勝てる相手にも適用させていく。

そのために必要な考え方の引き出しを今後紹介していく。